
◆Arduino IDE 各種ボード情報(.json)
①ATmega328Pで作るMetaboardもどき
②MetaboardもどきでHIDKeyboardに
③Metaboardもどきで照明リモコン製作
④
⑤ATTiny85をDigisparkもどきに
⑥
⑦
◆ESP32
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
◆ESP8266
http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json
◆dijistump
http://digistump.com/package_digistump_index.json
◆ATTiny13
https://kimio-kosaka.github.io/bitDuino13/package_bitDuino13_index.json
◆ATTiny85
http://drazzy.com/package_drazzy.com_index.json
◆ATMega328P
https://kimio-kosaka.github.io/ATMegaCore/package_ATMegaCore_index.json
●この備忘録は、2018/12/12現在、
windows10 64bit / Arudino1.8.7でのものであります。
0.ハードの製作
回路の特徴として、
①V-USBを使用したMETABOARD互換です。
②USBシリアルボートを接続すれば、ArduinoUNO互換となります。
③あと発注基板サイズの関係でOLEDも接続できる蛇の目基板部も
ついています。この部分は簡単にカットできる構造です。
◆初めてKICAD5.0.1を使用して、基板を発注してみました。(上写真)
下記に回路図を示します。
Arudino1.8.7でMetaboardを使用するには
1.V-USB用ブートローダーの書き込み準備
①ファイルのダウンロード
ブートローダーを下記よりダウンロードする。
V-USB - A Firmware-Only USB Driver for Atmel AVR Microcontrollersから
USBaspLoader.2012-12-08.tar.gz
をダウンロードする。
②ファイルを解凍する。
解凍した中の
「USBaspLoader.2012-12-08\firmware\hexfiles\mega328p_16mhz.hex」
をコピーし、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Arduino15\packages\arduino\hardware\avr\1.6.22
\bootloaders\metaboard\mega328p_16mhz.hex
上記フォルダがない場合(下記IDEのインストールフォルダ)*最初の時
C:\arduino-1.8.7\hardware\arduino\avr
\bootloaders\metaboard\mega328p_16mhz.hex
に保存する。
③次のMetaboardボードをボードリストの最後に追記する。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Arduino15
\packages\arduino\hardware\avr\1.6.22\boards.txt
上記フォルダがない場合(下記IDEのインストールフォルダ)*最初の時
C:\arduino-1.8.7\hardware\arduino\avr\boards.txt
の最後に下記をコピペする。
##########################################
metaboard.name=Metaboard(328)
metaboard.upload.tool=avrdude
metaboard.upload.protocol=usbasp
metaboard.upload.maximum_size=30720
metaboard.upload.maximum_data_size=2048
metaboard.upload.speed=19200
metaboard.upload.disable_flushing=true
metaboard.build.mcu=atmega328p
metaboard.build.f_cpu=16000000L
metaboard.build.board=AVR_METABOARD
metaboard.build.core=arduino
metaboard.build.variant=standard
metaboard.bootloader.tool=avrdude
metaboard.bootloader.low_fuses=0xf7
metaboard.bootloader.high_fuses=0xda
metaboard.bootloader.extended_fuses=0x03
metaboard.bootloader.unlock_bits=0x3F
metaboard.bootloader.lock_bits=0x2F
metaboard.bootloader.file=metaboard/mega328p_16mhz.hex
##############################################################
これで、Arudino1.8.7でブートローダーとして書き込める。
書き込み用ハードは、下記を参考に構築する。
●Arduino ブートローダーを書き込む (AVR)
●Arduino Uno用ブートローダライタシールドの製作(1)
●アマゾン:Arduino AVR ISP SIELD ATmega328P
●AliExpress:AVR ISP Shield Burning Bootloader
2.Arudino UNOにISPを書き込む
①「ファイル」->「スケッチ例」->「11.ArudinoISP」->「ArudinoISP」を選択
②「ツール」->「ボード」->「Arudino/Genuino Uno」を選択
③「ツール」->「シリアルポート」->「COMxx」を選択
④「ツール」->「書込装置」->「AVRISP mkⅡ」を選択
⑤「→」マイコンボードに書き込むを選択
3.ATMEGA328PにV-USBブートローダー(METABOARD)を書き込む
①「ツール」->「ボード」->「Metaboard(328)」を選択
②「ツール」->「シリアルポート」->「COMxx」を選択
③「ツール」->「書込装置」->「Arudino as isp」を選択
④「ツール」->「ブートローダーを書き込む」を選択
◆ATMEGA328PをMETABOARDもどきに挿す。
4.METABOARDにスケッチを書き込む
①「ツール」->「ボード」->「Metaboard(328)」を選択
②「ツール」->「書込装置」->「USBasp」を選択
③ここで、metaboardのD7ピンをGNDに落とし、リセットSWを押し
書き込みモードにする。(USBasp互換となる)
◆まだ、USBaspのドライバをインストールしてない場合、
下記からUSBaspの最新ファイルをダウンロードして解凍し、
\bin\win-driverフォルダ内のUSBaspドライバをインストールする。
USBasp - Atmel AVRコントローラのUSBプログラマ
ここも、参考に→
USBasp
④「→」マイコンボードに書き込むを選択
USBシリアルボードを使ってArduinoUNO互換とする場合
私は、ここで購入→USB to TTL converter UART module CH340G
3’ ATMEGA328Pにブートローダーを書き込む
①「ツール」->「ボード」->「Arduino/Genuino Uno」を選択
②「ツール」->「シリアルポート」->「COMxx」を選択
③「ツール」->「書込装置」->「AVRISP mkⅡ」を選択
④「ツール」->「ブートローダーを書き込む」を選択
◆ATMEGA328PをMETABOARDもどきに挿す。
4’ ArduinoUNO互換にスケッチを書き込む
①「ツール」->「ボード」->「Arduino/Genuino Uno」を選択
②「ツール」->「シリアルポート」->「COMxx」を選択
③「ツール」->「書込装置」->「AVRISP mkⅡ」を選択
④「→」マイコンボードに書き込むを選択
BM280センサーを使い、温度、湿度、気圧を測定するものを製作しました。
動作は、5秒に一回測定し、OLEDとHIDキーボードに温度、湿度、気圧情報を出力します。
ハードの構成
①metaboardもどき(OLED接続用のパターン付)
②0.96インチOLEDディスプレイ
③BM280センサー
インターフェースは、I2Cの2本で、繋ぎます。
ピン配置は、
②がGND,VIN,SCL,SDA
③がVIN,GND,SCL,SDA
VINとGNDの配置が逆となっているので注意が必要です。
パソコンに接続すると、V-USB接続で、HIDキーボードデバイスと認識されます。
いきなり、パソコンに繋いだ時に、キーボードがたたかれると困るので
A0ピンをGNDに落としたときだけ、キーボード出力するようにしています。
下記が、inoファイルです。無保証なので参考程度にして下さい。
これから掲載予定です。しばらくお待ち下さい。
◆SG90サーボモータと、315MHz無線、WiFiを使い、部屋の照明スイッチを
物理的にON/OFFするリモコンを製作しました。
次に実際の動画を見て下さい。
◆パネルへの取り付け方法
●ネオジウム磁石(百均で購入)で止めるように考えましたので
会議室のパネルによって
1.磁石に着くものでしたらそのままOK
2.アルミ、プラの場合、一時パネルごとステンの物に交換し
終わったらもとに戻す。
3.強力テープで固定する?(両面テープ、ガムテープ等)
4.その他
1又は2は、実証済み。
◆次にソースファイルを示します。
プログラムは、保証できませんので参考程度にお考え下さい。
また、無線やOLEDなどのライブラリが必要です。
1.METABOARD(ATMEGA328P) リモコン受信機
USB328_RCSW_Servo2.ino
2.ESP32 WiFi&リモコン送信機
Wifi-SW-Remocon_softAP.ino
3.ATTiny85 リモコン送信機
LampTX85.ino
◆次に回路図を示します。